高度な技術と斬新なデザインの両方からアプローチし、他に類を見ない時計を世に送り出すコルム。
希少なヴィンテージコインを使用し、歴代大統領たちを魅了し続けてきた「コインウォッチ」。
文字盤ではなくベゼルにインデックスを刻んだ「ロムルス」。
孔雀の羽を文字盤に取り入れた「フェザーウォッチ」。
自動車メーカーである「ロールス・ロイス」とのコラボレーションウォッチ。
本物の隕石を切り取り、文字盤にあしらった「メテオライト」。
ドーム型のサファイアクリスタル風防を採用した「バブル」など、
創業から一貫して革新的な時計づくりに取り組んでいます。
その中でも、1980年に登場した「ゴールデンブリッジ」は、
ブランドを代表する傑作の一つ。
この時計は、熱き想いを秘めた二人の天才たちの、
運命的な出会いと挑戦によって誕生しました。
AHCI(独立時計師協会)
初代会長
ヴィンセント・カラブレーゼ
コルム創業者
ルネ・ヴァンヴァルト
その一人が、ナポリで時計修理に携わっていた天才独立時計師であるヴィンセント・カラブレーゼ。彼はお客様から預かった一つの時計の修理をきっかけに、一目で機械式時計の魅力が伝わる時計を作ろうと決意しました。
1977年に製造したプロトタイプがジュネーブの国際発明展で金賞を受賞すると、製品化に向けて名だたる時計メゾンを訪問し、共同製作を依頼。そこで彼の想いに共感し、わずか三時間の交渉で契約を交わしたのが、「時計界のカリスマ」と称されたもう一人の天才・コルム創業者のルネ・ヴァンヴァルトでした。二人の運命的な出会いと、理想の実現に向けた妥協なき挑戦の末に、1980年に「ゴールデンブリッジ」が生まれたのです。
1980年に発売されたゴールデンブリッジ
「ゴールデンブリッジ」の最大の特徴は、縦一列に並んだ斬新なバゲット型ムーブメントです。 その素材には、硬度が足りずムーブメントには不向きとされる、18金を使用しています。 カラブレーゼとヴァンヴァルトは、ムーブメントが主役となるコレクションを作るという理念のもと、 高い技術力で18金の実装に成功。他にはない、独創的なムーブメントを完成させました。
18金の地板の強度に合わせて、一つ一つの歯車を薄く・軽く加工し、絶妙なバランスで組み上げています。従来の二針ムーブメントの部品数約70個に対し、「ゴールデンブリッジ」はその二倍の約140個の細かなパーツから構成。限られたスペースでパーツを組み立てる精密な作業を担当できる技術者は、コルム社でたったの二名のみ。最高峰の技術力をもった職人によって作られるこのモデルは、年間生産本数150本程度と非常に希少です。
スイスにおけるアール・ヌーヴォーの様式の一つであるスティル・サパンに基づき、地板にはアカンサスの花とシダ植物のエングレービングを施すことで、芸術作品を彷彿とさせる仕上がりになっています。ネジや歯車も職人の手作業によって磨かれ、面取りを施しています。また、ムーブメントの巻きすぎによる不良を防ぐため、ヴォーシェ社によって改良されたスリッピングシステムを採用するなど、機能への配慮も忘れていません。
ブランドロゴの鍵が示すように、無限に広がる時計の可能性に挑戦し、新しい未来の扉を開いたといっても過言ではありません。
1980年に誕生した「ゴールデンブリッジ」は、一つの時計修理がきっかけとなり誕生した、コルムのアイデンティティが詰まった歴史的名作。ケースの表・裏・側面をサファイアクリスタルで作り上げ、全方向から時計内部を鑑賞できる本作は、加工が難しいとされる18金をムーブメントに採用。約140個の軽量パーツを職人が磨き上げ、地板には芸術作品を思わせるアカンサスの花とシダ植物のエングレービングを施す。カラブレーゼとヴァンヴァルトの理想を体現した、時計の未来を照らす逸品である。
多くの愛好家を虜にしてきた象徴的タイムピース
「ゴールデンブリッジ」コレクション、さらにはブランドの顔とも呼べる、トノー型のモデル。端正な外観ながら、緻密を極めた内部構造を持ち、今もなお革新的なモデルとして受け継がれている。
商品詳細世界屈指の建造物をデザインに昇華
18Kローズゴールド仕様のラウンドケースと、サンフランシスコのゴールデン・ゲート・ブリッジに着想を得たデザインが相まって、エレガントかつ独自性のある手元にまとめる。
商品詳細レディスモデルの代表作
細長いトノー型の18Kローズゴールドケースを採用したレディスモデル。フルスケルトンから見える斬新なムーブメントと、エレガントさが漂うケースカラーは、身につけた途端にしとやかな印象を与える。
商品詳細無数のダイヤモンドを散りばめた絢爛な一本
18Kホワイトゴールドのケースに、1.28ctダイヤモンドを散りばめ、グレースフルなデザインにまとめたレディスモデル。雪の結晶を表現した独特なダイヤモンドセッティングは、ついつい見惚れてしまうほど完成度の高い仕上がり。モノトーンの配色は着用者を選ばず、華やかに飾る。
商品詳細